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ホテルは月にも建つー25万ドルで予約できる「Lunar Hotel」構想

米国の宇宙スタートアップ GRU Space は、月面に段階的に居住施設を建設し、最終的にはホテルとして運営する構想を発表した。最初のホテルは2032年打ち上げ予定で、最大4名が滞在可能なインフレータブル型施設を想定している。さらに将来的には、月の土壌(レゴリス)を加工した「月のレンガ」を用い、サンフランシスコのPalace of Fine Arts に着想を得た本格的な建築型ホテルの建設を目指すという。

~「ars TECHNICA」より引用

Palace of Fine Arts

パレス・オブ・ファイン・アーツ(Palace of Fine Arts)とは、アメリカ・サンフランシスコのマリーナ地区にある、1915年のパナマ太平洋万国博覧会の記念に建てられたロマネスク様式の壮大な建造物で、ギリシャ・ローマ風の円形ドームや列柱が特徴の、観光名所・市民の憩いの場です。美しい池と白鳥が有名で、写真撮影スポットとしても人気があり、内部では科学博物館や劇場も運営されています。

特徴:歴史的背景: パナマ運河開通を記念し、博覧会の会場として建設されましたが、耐久性の問題から後に再建され、恒久的な建物となりました。
建築様式:ギリシャ・ローマ建築にインスパイアされたボザール様式で、特に中央のロタンダ(円形ドーム)の装飾が精巧です。
景観:広大な庭園と池があり、白鳥や鴨が泳ぐ静かな環境で、ピクニックや散歩に最適です。
現在の利用: 科学博物館「エクスプロラトリアム」の一部や劇場(Palace of Fine Arts Theatre)があり、イベントや公演も行われます。
人気の理由:その美しい外観から「インスタ映え」スポットとしても人気で、結婚式の写真撮影などにもよく利用されます。


みなさま おはようございます

冬はきれいに星や月がみることができるので、帰り道はちょっと首が痛くなります。月に見守られながら歩くいつもの道は、きょうもがんばったなーとおもう大切なひとときです。
今回の記事は、そんな遠くて身近な存在である月にホテルができる!というとってもわくわくな話題です。


創業者のスカイラー・チャン氏は、月面開発が政府や富豪主導で進む現状に対し、「第三の柱」として宇宙観光産業の必要性を訴える。人類が月や火星に進出するためには、輸送手段だけでなく“滞在する場所”が不可欠であり、「宇宙船に住み続けることはできない」という考えが出発点だ。
GRU SpaceはすでにY Combinatorからシード投資を受け、2029年には月面での資源活用や構造実証ミッションを計画している。予約希望者は25万ドル(約4,000万円)からのデポジットで、将来の月面滞在の権利を確保できるとしている。


この記事を読んだとき「宇宙初のホテル支配人が生まれる!すごい!どうするんだ!」がまっさきにでてきました。
どんな環境でも人が活動したり滞在したりするのであれば、そこには必ず「暮らす場所」と「ホスピタリティ」が必要になるとかんがえます。だから、今回の月面ホテルの構想では「ホテル」と銘打ったのではないかなと。
ということは、私たち宿泊業は「人類がどこで生きるか」に欠かせない要素のひとつになりうるはずです。観光施設である前に活動を支えるインフラである、という極端な解釈もできますよね。
ここまで書いていて、もしかしたらテクノロジー特化なので無人ホテルかもしれない…ともおもいましたが、未来を生きる次世代のみなみなさまは月で働くために知識や体力をつけておくのも強みづくりのひとつかもしれません…!

たまにはスケールをおおきく、ゆめや未来に想いを馳せるのも一興です。
ちいさなやりたいをひつずつ叶えて、おおきなやりたいに向かっていきましょう+*

執筆者
福山 千尋 (ふくやま ちひろ)

コーディネーター