観光庁×ダイブ 最大6億円で温泉街の廃墟を撤去、地方を再生する国家プロジェクト始動― 令和8年度「廃屋撤去・再生まちづくり事業」公募開始
観光庁は、株式会社ダイブグループを事務局として令和8年度「廃屋撤去・再生による地方温泉地等のまちづくり支援事業」の公募を開始した。高度経済成長期に建てられ、経営者の高齢化等で5年以上放置された2,500㎡以上の大規模廃旅館・ホテルの撤去・減築・周辺整備に対し、官民一体の再生計画を条件に最大6億円(補助率2/3等)を補助する。複雑な権利関係や高額な解体費という障壁を国の予算で打破し、観光地の賑わいを取り戻す。
みなさま ごきげんよう!福山ですᝰ✍︎
「修羅場の経験がヒトをつよくする」
ホテリエである以上、みなさまは「修羅場」は少なからず一度は経験があるとおもいます。私も心臓の鼓動が耳元で聞こえ、感情がなくなった瞬間はいまでも強烈に覚えています。その時チームとしてどう動いてもらえたかというと、守ってもらえた記憶はあります。ですが、結局は自分でこの経験をどう処理するかが一番大事だったなとおもいます。
今回の記事は、私たちの親会社でもある株式会社ダイブグループのあたらしい取り組みです。グループ化したダイブチームは、これからもっとたくさんの「あの日」を創っていくに違いありません。
●オペレーターがこの記事から得られるヒント
- 「地域の景観」が最大の集客武器だと知る
ゲストが温泉街や観光地に着いた時、最初に目にする景色(ファーストインプレッション)で旅行のテンションは決まる。宿の目の前にあった廃墟が、国の補助金でキレイな公園やオシャレなカフェに生まれ変われば、それだけで自社の宿の価値や周辺の回遊性(散策しやすさ)が跳ね上がる。 - リゾートバイトの「新しい受け皿(寮)」の可能性に先回りする
ダイブがこの事業に入り込むということは、廃墟を壊した後の土地に「地域の共同スタッフ寮」や「多目的スペース」を作るアドバイスが含まれる可能性が高い。深刻な寮不足に悩む宿泊業界にとって、この動きを先読みして「うちのエリアでも計画が出たら、真っ先に共同寮の利用を提案しよう」と準備する視点を持つ。
Geminiサポート
・なんで今まで廃屋を更地に戻せなかったの?
元のオーナーの視点
最大のデメリット: 解体費用が数千万円〜数億円かかる。しかも、建物を壊して更地にすると、法律(固定資産税の特例)のせいで、土地の税金が最大6倍に跳ね上がる。だから「壊さずに放置した方が税金が圧倒的に安い」という最悪のバグが起きていた。
自治体(行政)の視点
ゴーストタウン化、治安の悪化、倒壊の危険(デメリット)。だから壊したいけれど、個人の財産だから勝手に壊せない(権利関係が複雑)。
周囲の宿泊施設(ライバル)の視点
景観が悪すぎて自分の宿の価値まで下がる(デメリット)。
だから今回の事業(最大6億円補助)が必要だった!
「莫大な解体費用の2/3を国が出すから、オーナーも自治体も、このチャンスに一気に権利を整理してぶっ壊そう!」という、重い腰を上げさせるための劇薬(となるか)。
・なんでダイブが事務局に選ばれたの?
観光地再生の「ハコを壊す(建設)」だけならゼネコンでいい。でも、国(観光庁)が一番恐れているのは、「何億円もかけて廃墟を更地にしたけれど、誰も新しくビジネスを始めないし、働く人も集まらない」という空振りの未来。
ダイブが選ばれた理由
ダイブは日本全国の観光地で「リゾートバイト(人材派遣)」をやり、さらに「地方創生(グランピングや宿泊施設の再生)」を自社で泥臭くやってきた会社。
つまり、「廃墟を壊したあとに、どんな施設を建てれば儲かるか(マーケティング)」「そこにどうやってスタッフを集めるか(採用・派遣)」「住む場所はどうするか(寮問題の解決)」まで、一気通貫で絵が描ける唯一無二のプロ集団だからこそ、観光庁は「ダイブさん、事務局を頼む!」と指名したと考えられる。
・この活動が、現場のオペレーターにどう関係する(メリットある)の?
エリアのブランド価値向上
みんなが働くホテル・旅館があるエリアの「お化け屋敷」が消えてオシャレに再生される。➔ 宿の単価が上げやすくなる(=みんなの給料アップの原資になる)。
労働環境(寮)の劇的改善
今リゾバの最大のネックは「ボロい寮、足りない寮」。ダイブが関わることで、廃墟跡地に「エリア共通のピカピカなシェアハウス型の派遣スタッフ寮」ができるような未来の提案ができる。結果、みんなの現場にも優秀な仲間がサクッと集まりやすくなって、シフトが楽になる!
日本文化が根付いた温泉街や歓楽街には似合わない廃墟施設が残っている景色をみると、すこしかなしい気持ちになるのはあるあるだとおもいます。そこには「民間だけでは絶対に解決できない深い事情」があるのはなんとなくわかってはいましたが、いよいよそれが解決されそうなのはよい兆しです!
ただハコをなくして更地にするだけではなく、その後に「人が集まる仕組み」を作り、働く人の環境(寮問題など)まで見据えて地域をトータルコーディネートできることが重要だとおもいます。地域がキレイになって新しいチャンスが生まれる未来に、すごくわくわくします。なので、心当たりがある方はぜひ申込をしてみてください。
梅雨がつづいてとても涼しい初夏。自然災害は多くなっていますが、夏までに体力を蓄えておかねばとおもいます!みなさまも健やかにお過ごしください+*