School ビジネススクール
ホテルマネジャー旅館経営者

ホテル経営研究会|HML

強い経営者に共通する要素とはなにか?

ファシリテーター
近藤 寛和(こんどう・ひろかず)氏
日程
毎月 1回
会場
対面:都内会場/オンライン:Zoom

こんな方におすすめ

  • 宿泊・観光業に携わる
    経営者

  • 宿泊・観光業を理解したい
    経営者

  • 宿泊・観光業界を
    豊かにしていきたい方

強い経営者に共通する要素とはなにか?

景気や社会情勢の浮き沈みや荒波にも翻弄されず、操縦桿をしっかり握り経営のかじ取りを行なえる経営者。短期収益だけでなく、長期ビジョンと戦略を持って事業継続できる経営者。お客さまが喜び、企業が儲かるだけではなく、社員も地域も幸せにできるホテル・旅館の経営者。

いま日本に求められているのは、こうした健全経営ができる強い経営者ではないでしょうか。宿泊業のビジネススクール「宿屋大学」は、そう考えて2023年から「ホテル経営研究会」を始めました。

ホテル業界の識者から、「宿屋大学は、マネジャー育成では一定の成果を出しているが、この業界に本当に必要なのは経営者だ」という意見をいただいたことがきっかけです。優秀なマネジャーは100人のスタッフを幸せにできるけれど、優秀な経営者が一人いれば1,000人のスタッフを幸せにでき、社会をもっと潤すことができるのです。

2025年、3期目となる「ホテル経営研究会」を開催します。「健全経営を続けられる強いホテル・旅館経営者に必要な要素はなにか?」。この「問い」を熟考するのに相応しい10人の講演者に賛同をいただきました。宿泊ビジネスの本質を見極め、その在り方や価値創造の仕方を深く考え、社会や社員を幸せにできる経営者とは。
集まった研究員とともに、1年かけてこの「答え」を考えます。

3つの特徴


当日の流れ

時間内容
15:00-15:20ミニプレゼン会パートナー企業による
サービスプレゼンテーション
15:20-15:40ミニ講演会研究員による
自社プレゼンテーション
16:00-18:00メイン講演会
18:10-19:00ロの字の会参加研究員による
近況報告と相談会(オフレコ)
19:30-21:30懇親会※任意参加(実費)

参加者の声

  • ホテル経営者に
    とって多様な価値を
    得られる場所

    JR九州ホテルズアンドリゾーツ株式会社
    代表取締役社長執行役員

    角谷 英彦 氏

    VUCA時代の転換期にある宿泊業界で、「ホテル経営研究会」は講師の知見や想いに触れられ、視察や議論で学びが深まる貴重な場。動画共有で社内にも還元でき、受講者同士や講師との新たな繋がりにも感謝している。

  • 会社の目指すべき
    理想の姿を
    確立できた

    株式会社水鳳園(懐石宿 水鳳園)
    専務取締役

    上村 真沙義 氏

    研究会での学びを基に「幸せを創造する企業」という理想から逆算し行動したことで、経営難だった会社は売上・利益ともに向上し、今期は過去最高を狙えるまで成長。ここで得た知見と仲間との交流は大きな財産となっている。

  • 自分の経営判断や
    言動の答え合わせの時間

    グリーンホテルYes近江八幡
    代表取締役社長

    川村 博 氏

    旅館経営の師から学んだ「社長3つの仕事」の一つである情報収集に、ホテル経営研究会は最適。普段会えない講師陣の話や魅力的な仲間との学びは刺激的で、経営判断の確認にもなる。得た知見を事業に生かし、お客さまとスタッフの幸せを高めていきたい。

スケジュール

日程 講演者 開催
2025年5月8日(木)16時~18時 佐々木 耕一 氏 オンライン
オフライン(対面)|日本青年館ホテル
2025年6月12日(木)16時~18時 江上 剛 氏 オンライン
オフライン(対面)|日本青年館ホテル
2025年7月11日(木)16時~18時 坂本 貴志 氏 オンライン
オフライン(対面)|日本青年館ホテル
2025年8月8日(木)16時~18時 針谷 了 氏 オンライン
オフライン(対面)|日本青年館ホテル
2025年9月18日(木)16時~18時 岩佐 十良 氏 オンラインのみ
2025年10月8日(木)16時~18時 シークレット講演者 オンライン
オフライン(対面)|日本青年館ホテル
2025年11月14日(木)16時~18時 影山 知明 氏 オンライン
オフライン(対面)|日本青年館ホテル
2026年1月9日(木)16時~18時 隂山 正弘 氏 オンラインのみ
2026年2月6日(木)16時~18時 高林 浩司 氏 オンライン
オフライン(対面)|東京浅草橋ベルモントホテル
2026年3月13日(木)16時~18時 香取 貴信 氏 オンライン
オフライン(対面)|日本青年館ホテル

開催概要

日程

毎月 1回

定例休会月:12月・8月

会場

対面:都内会場/オンライン:Zoom

対面:会場決まり次第更新

特典

・講演録画1週間限定公開(Youtube)※研究会員の所属している企業の全社員視聴可
・対面参加時は同伴者1名招待可
・「先進ホテル視察ツアー」への参加 ※塾長選りすぐりのホテルや旅館、観光エリアを巡るツアーを実施

先進ホテル視察ツアー:年3回(6月・10月・2月 予定)|任意参加・実費

参加資格

(1) 短期収益だけでなく、長期ビジョンと戦略を持って、事業継続できる経営を目指している方
(2) 企業利益だけではなく、社員も地域も幸せにできる宿経営を目指している方

会費

300,000円(税別)/年

単講座のみの受講不可

講師プロフィール

  • ファシリテーター 近藤 寛和 氏 (こんどう・ひろかず)

    ファシリテーター 近藤 寛和 氏 (こんどう・ひろかず)

    1967年生まれ。法政大学経営学部卒業。
    1992年(株)オータパブリケイションズ入社。販売部、企画・マーケティング室、『HOTERES(週刊ホテルレストラン)』編集部を経て、ホスピタリティ業界人を応援する「ホテリエ事業部」を発足。『ホテル業界就職ガイド』、「ホテル業界就職セミナー」、ホテル業界の勉強会「宿屋塾」など多数のプロジェクトを企画・立案・運営。書籍編集、雑誌プロデュース、セミナー、イベント、ウェブ、メルマガなどのメディアを駆使してホテル業界の活性化に取り組む。2007年ホテリエ事業部部長に。2010年4月1日、それまでオータパブリケイションズの一事業として運営していた宿屋大学を企業としてマネジメントするために独立。著書に、『和魂米才のホテルマネジメント ~グローバル・スタンダードの成功法則』、『巡るサービス ~なぜ地方の小さなビジネスホテルが高稼働繁盛ホテルになったのか』(どちらもオータパブリケイションズ刊)、『社員が夢中になって働き出す 包むマネジメント』(ぶんか社)、『惚れるホテルを創る 愛されるホテリエたち』(オータパブリケイションズ刊)がある。東京YMCA国際ホテル専門学校講師、立教大学観光学部兼任講師も務めている。地方自治体、大手ホテル企業のマネジメント研修の設計・運営のほか、ホテル・旅館の新入社員やミドルマネジャー研修講師なども多数経験。

  • 佐々木 耕一 氏 (ささき・こういち)

    佐々木 耕一 氏 (ささき・こういち)

    1947年秋田市生まれ。

    1971年 早稲田大学商学部卒後、株式会社TVB入社。財務部・監査室・ホテル事業部。75年ホテルサンバレー那須開業準備室に。

    その後、現場責任者として30年勤務(総支配人・専務・副社長・社長)本館1館・1000坪からスタートし、退任時は同一エリアに大小9ホテル、10万坪、初年度売上3億1千万円(最高売上74億円)に規模を拡大。

    2005年サンバレー那須退任後、株式会社サン・インターナショナル設立、リゾートホテル運営受託業務開始。2007年オリックス不動産と業務委託契約(杉乃井ホテル担当)。09年杉乃井ホテル専務執行役員総支配人(15年間ホテル内にリブイン)。建物を有効活用することによって、増築なしで562室を647室に増やす。22年杉乃井ホテル退任・オリックスホテル&マネージメント顧問。23年オリックスマネージメント顧問退任。

  • 作家 江上 剛 氏 (えがみ・ごう)

    作家 江上 剛 氏 (えがみ・ごう)

    1954年1月7日兵庫県生まれ。

    77年早稲田大学政治経済学部政治学科卒業後、旧第一勧業銀行(現みずほ銀行)入行。梅田・芝支店の後、本部企画、人事関係(総括部、業務企画部、人事部、広報部、行内業務監査室)を経て、高田馬場、築地各支店長を務める。

    2003年3月に退行。97年「第一勧銀総会屋事件」に遭遇し、広報部次長として混乱収拾に尽力。その後のコンプライアンス体制に大きな役割を果たす。銀行員としての傍ら、02年「非情銀行」で小説家デビュー。

    03年退行後、作家として本格的に活動。経済小説の枠にとらわれない新しい金融エンタテイメントを描いている。サラリーマンの悲哀を描いた「失格社員」や、大倉喜八郎の生涯を描いた「怪物商人」などの評伝小説はベストセラーに。テレビ朝日『庶務行員 多加賀主水』シリーズやテレビ東京『ラストチャンス 再生請負人』などドラマ化も多数。近著は「王の家」(光文社)、「使える!貞観政要」(ビジネス社)、「定年後の壁 稼げる60代になる考え方」(PHP新書)、「野心と軽蔑 電力王・福澤桃介」(PHP研究所)、「凡人田中圭史の大災難 (光文社文庫)など。

  • 坂本 貴志 氏 (さかもと・たかし)

    坂本 貴志 氏 (さかもと・たかし)

    一橋大学国際公共政策大学院公共経済専攻修了後、厚生労働省入省。社会保障制度の企画立案業務などに従事した後、内閣府にて官庁エコノミストとして「月例経済報告」の作成や「経済財政白書」の執筆に取り組む。

    三菱総合研究所にて海外経済担当のエコノミストを務めた後、人材系シンクタンクに所属。

    著書に『ほんとうの日本経済 データが示す「これから起こること」』(24年 講談社現代新書)、『ほんとうの定年後「小さな仕事」が日本社会を救う』、(22年 講談社現代新書)『統計で考える働き方の未来』(20年 筑摩書房)がある。

  • 株式会社利他ホールディングス 会長 針谷 了 氏 (はりたに・さとる)

    株式会社利他ホールディングス 会長 針谷 了 氏 (はりたに・さとる)

    1951年滋賀県生まれ。同志社大学卒業。

    69年倒産寸前の家業を支えるため、大学1年で湯元舘に入社。74年、23歳で専務になり、76年25歳で実質的経営トップに。84年先代である父・和雄氏の死去に伴い、33歳で社長に就任。2011年還暦を迎えたのを機に会長に。

    おごと温泉観光協会会長、日本旅館協会会長などを歴任。湯元舘の革新と同時に、おごと温泉の変革に尽力。歓楽街という負のイメージを一新、「おごとブランド」を確立した。

  • 株式会社自遊人 代表取締役 岩佐 十良 氏 (いわさ・とおる)

    株式会社自遊人 代表取締役 岩佐 十良 氏 (いわさ・とおる)

    株式会社小柳 代表取締役、自遊人編集長、クリエイティブディレクター・編集者。

    2000年、雑誌『自遊人』創刊。04年、新潟・南魚沼に移住。14年、新潟・大沢山温泉に開業した『里山十帖』が「グッドデザイン賞BEST100」受賞。

    その後『講 大津百町』『箱根本箱』『松本十帖』を開業。『松本十帖』開業の様子はNHK『プロフェッショナル 仕事の流儀』で放送された。24年春『10Stories OZE 尾瀬十帖』を開業。25年、新しい宿泊スタイルを提案する『10Stories Stay』を「UONUMA」「OZE」「MATSUMOTO」の3拠点で開業予定。17年、『Forbes JAPAN』「地方を変えるキーマン55人」選出。16年〜18年、21〜22年グッドデザイン賞審査委員。19年「新潟・庄内デスティネーションキャンペーン」、22年「新潟ガストロノミーアワード」総合プロデューサー。武蔵野美術大学客員教授、多摩美術大学客員教授

  • シークレット講師 氏 (非公開)

    シークレット講師 氏 (非公開)

    宿屋大学の超人気講師。

    幅広くさまざまな業界においてコンサルティングを担う。ホテルや旅館の業務支援や研修の仕事も過去10年以上実施。

  • クルミドコーヒー/胡桃堂喫茶店 店主 影山 知明 氏 (かげやま・ともあき)

    クルミドコーヒー/胡桃堂喫茶店 店主 影山 知明 氏 (かげやま・ともあき)

    1973年東京西国分寺生まれ。

    東京大学法学部卒業後、マッキンゼー&カンパニーを経て、ベンチャーキャピタルの創業に参画。その後、株式会社フェスティナレンテとして独立。2008年、西国分寺の生家の地に多世代型シェアハウスのマージュ西国分寺を建設し、その1階に「クルミドコーヒー」を、17年には国分寺に「胡桃堂喫茶店」をオープン。

    出版業や書店業、哲学カフェ、大学、米づくり、地域通貨などにも取り組む。

    著書に『ゆっくり、いそげ ~カフェからはじめる人を手段化しない経済~』(大和書房)、『続・ゆっくり、いそげ ~植物が育つように、いのちの形をした経済・社会をつくる~』(査読版、クルミド出版)。

  • 隂山建設株式会社 代表取締役 隂山 正弘 氏 (かげやま・まさひろ)

    隂山建設株式会社 代表取締役 隂山 正弘 氏 (かげやま・まさひろ)

    1975年福島県郡山市生まれ。

    99年、代表取締役就任。会社経営が危機の時や東日本大震災時に皆さまからいただいたご支援に対する「恩返し・恩送り」の想いから、鬼怒川決壊時や熊本地震、西日本豪雨そして能登半島地震等の災害時には災害復興支援活動を実施。

    毎年1,200名を超える方々にご協力をいただいている国内最大規模「愛の献血活動」を41年間継続。開催し累計受付人数は昨年41,929人を達成。2023年10月には日赤東日本ブロック血液センターより東北初の感謝状を授与。

    また、従業員の万が一の際には遺族への学費援助等を約束した「一般財団法人カゲヤマホールディングス(株)育英会」を組織。定年制の撤廃や女性でも働きやすい職場環境の整備に DXの技術を活用するなど、誰もが安心して働くことができる建設業を目標に様々なチャレンジを続けている。『日本でいちばん大切にしたい会社7』にて紹介されている。2025年2 月号「グロース企業トップインタビュー」、同2月9日BSテレ東「グロースの翼」出演

  • ホーワス・アジア・パシフィック,ジャパン 代表取締役社長 マネージングディレクター 高林 浩司 氏 (たかばやし・こうじ)

    ホーワス・アジア・パシフィック,ジャパン 代表取締役社長 マネージングディレクター 高林 浩司 氏 (たかばやし・こうじ)

    一橋大学法学部卒業。一橋大学商学研究科修士(MBA)。コーネル大学ホテル経営学部修士(MMH)。三菱商事(株)、PWCコンサルティング、ホーワス・アジア・パシフィック、ジャパン 取締役を経て2024年より同社代表取締役社長に就任(現職)。日本宿泊産業マネジメント協会(JLM)理事(2023年~現職)。米国公認会計士(米イリノイ州登録)。京都大学経営管理大学院 客員准教授(2021年~現職)。一橋大学大学院経営管理研究科 非常勤講師(2018年~現職)。

    著書に『[新版]ホテルマネジメント契約実務資料集』(綜合ユニコム(株))、『サービスアパートメントの開発・運営計画実務資料集』(綜合ユニコム(株)、共著)、『コンドミニアムホテルの事業化計画&販売計画実務資料集』(綜合ユニコム(株)、共著)、『ホテルのMC&FC契約実務と書式資料集』(綜合ユニコム(株))など。

  • 香取 貴信 氏 (かとり・たかのぶ)

    香取 貴信 氏 (かとり・たかのぶ)

    1971年、東京都生まれ。『社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった』著者。

    高校1年時に東京ディズニーランドでアルバイトを始める。ヤンキー少年だった香取貴信にとって、このアルバイトが運命的な出会いとなり、日々の作業の中で「仕事」「教育」「サービス」の本当の意味を学ぶこととなる。

    95年、レジャー施設などの現場運営コンサルティングを行う株式会社シュウ研究所に入社。「来場するすべてのゲストに笑顔と素敵な思い出を」をテーマに活動し、数々の施設を成功に導いた。2004年には独立し、有限会社 香取感動マネジメントを設立。主な著書に『社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった』(こう書房)などがある。現在は企業、教育機関、行政、医療機関など、様々な業種を対象に講演およびセミナーを実施している。失敗体験なども交えた講演は大人気で、年間250本程度の依頼を受け、全国を飛び回っている。「感動サービス」「人財育成」が主なテーマ(https://www.e-storybank.com/company/)