地域と宿を“見える形”でつなぐ― NOTEが始めた「WITH NIPPONIA」認証制度
全国で古民家再生を軸にした分散型ホテル事業「NIPPONIA」を展開する 株式会社NOTE は、新たな認証制度「WITH NIPPONIA(ウィズ・ニッポニア)」を創設した。これは、NIPPONIAの理念に共感し、地域文化の継承や暮らしに根差した取り組みを行う企業・施設を、NOTEがパートナーとして認証する制度。第1号には、丹波篠山の老舗黒豆商店 小田垣商店 が選ばれ、宿泊客向けの体験プログラムを通じて地域文化を発信する。認証パートナーは、NOTEの情報発信網やネットワークを通じて紹介され、地域連携の可視化と持続的な関係構築を目指す。
~「Yahoo! Japan ニュース」より引用
NIPPONIA 公式HPお知らせ
みなさま こんにちは
東京でも積雪がみられる波乱の週末でしたが、雪の降る景色はたのしめましたか?
ただ道路の状態がわるく事故もおおかったときいていますので、雪道対策は怠らずに旅をしてください。
今回の記事は、またすてきな「地域連携」がすすむ取り組みが始まったのでピックアップしてみました。
この「WITH NIPPONIA」認証制度は、「地域とともにあります」という言葉をロゴと仕組みで可視化した点がとてもわかりやすく親しみやすいとかんじました。公的認証ではないからこそ、理念に共感するパートナーと柔軟につながることができ、ゲストにとっても「安心して体験できるヒト」が見える。パートナー側も、単発のコラボではなく継続的なフォローと集客導線が期待できるため、関係性が安定する。地域と宿の関係を“善意”に任せず、運営できる形に落とし込んでいる点に価値があるとかんじました。
●オペレーターがこの記事から得られるヒント
① 地域連携は「探す」より「選ばれる」もの
WITH NIPPONIAで大事なのはNOTEが全部の地域事業者と組んでいないこと。
・理念に共感する
・基準を満たす
・一緒に語れる
だからこそ「あそこは選ばれている」という価値が生まれる。
→ オペレーター側のヒント
地域連携は
✕ とりあえず数を増やす
○ “選ばれる側”になる準備をする(姿勢・言語化・受け入れ体制)
② 体験は「自分たちで作らなくていい」
小田垣商店の例が象徴的だけど、宿が「料理教室/収穫体験/工芸体験」を全部やってるわけじゃない。
宿の役割は「体験を提供する」ではなく「体験につなぐ編集者」
→オペレーターがやるべきなのは
・安心して紹介できる相手を選ぶ
・体験の意味を翻訳する
・宿泊体験の文脈に組み込む
③ 認証は“ゲスト向け”だけじゃない
認証制度って「お客さまの安心」のためと思われがちだけど、実はスタッフ・社内向けの効果が大きい。
・なぜこの地域と関わるのか
・どんな価値を大切にしているのか
これらが明文化されると、オペレーション判断がブレにくくなる。
現場でよくある「それ意味あるんですか?」に答えやすくなる。
④ “永続的な関係”を前提にする勇気
WITH NIPPONIAは「単発コラボ/期間限定企画」ではなく、長く続ける前提で設計されている。
これは「すぐ売上になるか」より「5年後、10年後も地域に必要か」を考えているということ。
→オペレーターへのヒントは短期KPIと長期価値を分けて考えること。
地域との連携をなにから始めたらいいのか、どうオペレーションを構築したらいいのか…開業時にたくさん課題があり悩んだ日々を思い出しましたが、こうした認証制度を導入するのは長期的な目線でとても有効的だとかんじました。仕組みづくりがとてもたいへんなんですが…軸となる人たちが協力していけば、安心・安全な地域旅行を提供できるとかんがえます。
パートナー選びはコネクションも必要ですが、一体感をもって「地域」の価値を向上していくために「想い」をつないでいくのも大切だとおもいます。自分のすきをつなげてひろげていく、それは宿泊業に従事するうえでのたのしみのひとつだとかんがえます。
自分のお気に入りを世の中にしってもらうきっかけ、たくさんふえていきますように+*